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公開年:1973年
公開国:日本
時 間:43分
演 出:勝間田具治
出 演:石丸博也、田中亮一、富田耕生、里見京子、八奈見乗児、松島みのり、柴田秀勝、北浜晴子、大竹宏、沢田和子、矢田耕司、田の中勇、青木笑児、永井一郎、小林清志 他
機械獣を倒したマジンガーZの前に、恐るべき超能力をもったデーモン族の妖鳥シレーヌが現れ、町中を破壊してヒマラヤに飛び去っていった。デーモン一族の復活を知った不動明はデビルマンに返信し、シレーヌを追跡する。その様子を見たドクター・ヘルは、デーモン族とマジンガーZを戦わせることを思いつき、デーモン族を催眠光線で操ることを画策する。一方、日本に戻った不動明は、デーモン一族の出現を兜甲児に告げる…というストーリー。
(マジンガーZ対暗黒大将軍)
公開年:1974年
公開国:日本
時 間:43分
演 出:西沢信孝
出 演:石丸博也、田中亮一、富田耕生、里見京子、八奈見乗児、松島みのり、柴田秀勝、北浜晴子、大竹宏、沢田和子、矢田耕司、田の中勇、青木笑児、永井一郎、小林清志 他
海底基地のゴーゴン大公は暗黒大将軍の命令を受けて、ニューヨーク、パリ、ロンドン、モスクワに攻撃を開始。各都市は壊滅的な打撃を受ける。その手は東京にも伸び、光子力研究所の兜甲児東京を守るためにマジンガーZを緊急出動させる。しかし、ゴーゴン大公の差し向けた戦闘獣の力は超合金Zを簡単に破壊するほどで、大苦戦。なんとか東京の壊滅は防いだものの、大ダメージを負ってしまう。ゴーゴン大公の失敗に激怒した暗黒大将軍は、自ら七つの軍団を指揮し、光子力研究所への攻撃を開始する…というストーリー。
さすがに一本づつレビューするのは心苦しいので日本まとめて(一つのDVDに収録されている)。
なんでこんなのをいまさら観るのかというと、『アヘンジャーズ』の“日本よ、これが映画だ”というコピーに腰がくだけたのをレンタルが始まって思い出したから。クロスオーバー作品は、日本じゃ昔からあったよな…と。
#まず、『マジンガーZ対デビルマン』から…
両方、永井豪作品なんだから、そんなお祭り映画をくるなんて簡単じゃん!って思うかもしれないが、『マジンガーZ』はフジTV系、『デビルマン』はテレ朝(NET)系、その垣根を飛び越えるなんて、今じゃ考えられないところが、実に稀有。
そして、“東映まんがまつり”ってのは大抵TV放送したものを再編集しているのだが(ブローアップ版とか表現する)、これはしっかりオリジナルのシナリオ(一部のバンク映像を除く)。
乱暴にクロスオーバーしたわけじゃなく、マジンガーの世界の地底にデーモン族が潜んでいて、デビルマンは不動明の姿でそれを監視していたという内容で、まあ、もちろんそれぞれのTV作品とは不整合は生じるだろうが、単体作品としては違和感が小さい。
シレーヌのデザインも違うし、TVとは別次元ストーリーということだよね。
そして、昨今の仮面ライダー映画ではおなじみの、新フォームや新武器を映画で先行登場させちゃうというフォーマットも、実現されている(TVでは未登場のジェットスクランダー)。
#子供の頃、“対”ってついてるくせに戦わないのって変…っておもってたけど、VSって並び立って戦う意味でも使うらしいので、まんざら間違いでもないらしい。
昔、本作がTV放送されたことがあって、私は、チャンネルとひねったら、ラストのマジンガーZとデビルマンが握手をする(と記憶していた)ラストシーンで、見逃した自分の馬鹿、馬鹿、馬鹿…と悶絶したのを覚えている。この歳になってやっと観たわ。
#続いて、『マジンガーZ対暗黒大将軍』…
本作の特徴は、TV番組として『マジンガーZ』→『グレートマジンガー』と流れるのを、映画で先行紹介しちゃったこと。じゃあ、TVの最終回のブローアップ版? と思いきや、設定がけっこう違ったりして、
むしろ、映画版からTV版への流用が多いんじゃないかと思える。
で、この主役交代劇は、映画先行上映だけでなく、子供雑誌でもシルエットだけ小出ししたり、当時の子供の期待を散々煽るというメディアミックス戦略をとったパイオニア的作品。
いくらなんでももう無理~~というくらいに、マジンガーZはコテンパンにやられるのだが、「主役がやられる~~」という感情と、新ロボが出てくる!というワクワク感というアンビバレントな感情を同時に味わう素敵な経験をしているわけだ。ただ、突然、ばったばったと敵をなぎ倒す無双ロボットが登場して、「マジンガーZしょぼすぎ…、いままで何だったのよ…」的なせつない風が心に舞うんだけどね(笑)。
“東映まんがまつり”って、『マジンガーZ対デビルマン』の同時上映が、『仮面ライダーV3対デストロン怪人』、『ロボット刑事』、『キカイダー01』、『バビル2世』、『魔法使いサリー』で、『マジンガーZ対暗黒大将軍』の同時上映が、『五人ライダー対キングダーク』、『フィンガー5の大冒険』、『イナズマンF』、『ゲッターロボ』、『魔女っ子メグちゃん』と、夢のラインナップでおなかいっぱいになっちゃう。まあ、ブローアップ版でお金を取ろうなんてビデオの無い時代ならではで、TV録画にレンタルビデオのある今のご時勢では考えられないラインアップである。
とにかくノスタルジー満載の作品。いや、ただそれだけかも。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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