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公開年:2010年
公開国:日本
時 間:120分
監 督:李闘士男
出 演:岡村隆史、松雪泰子、吉沢悠、伊藤明賢、赤堀雅秋、児玉絹世、比嘉奈菜子、金城琉斗、福田加奈子、國村隼、長澤まさみ、渡部篤郎、原田美枝子 他
コピー:愛は大きく。夢はまっすぐ。
縄の海を愛する男・金城健司は、本土で仕事に失敗して故郷に戻ってくる。幼馴染の由莉とは本土でも一緒で、戻ったついでに結婚をすることに。最初は母に結婚を大反対されたものの、始めたバーが成功して軌道に乗ったため、晴れて結婚が認められる。その後、二人の子供に恵まれ、支店も増え、本土時代の借金も返済し、すべてが順調に思えた矢先、健司は突然、店をすべてたたむと宣言。昔の美しい珊瑚の海を復活させるために、珊瑚の養殖をするといい出す…というストーリー。
李監督作品ははじめてみたが、いただけない点が4点ある。
コミカル表現のつもりかもしれないが、母親がマンガのようにありえないくらい健司を殴るギミックや、アニメのような擬音は、スベっていて全然効果的じゃない。クスっともできない。長澤まさみなんかも、何のフリにもなっておらず生きていない。プロモーション的な効果も皆無に近い。
國村隼が絶対いい人の役なのが、出た瞬間にわかる。また健司をだました人も顔をみただけで悪い人だとわかる。渡部篤郎がたぶん役立たずなのもすぐにわかる。キャスティングで展開わかるのはアウトである。
沖縄の海を守らなければ!という思いを感じたいのだが、肝心の沖縄の海が美しく撮れていない。もっと環境ビデオくらいのクオリティの映像を見せないのいけないのでは?そこ予算の25%くらい投入してもよいくらいだ。
練りの甘いセリフが散見される。代表的なのは、産卵を確認するための海の死シーンだろう。船上で由莉が「健ちゃんは潜りすぎて鼓膜が破れているからよろしくね」と言う。普通、そんなお願いは、船にのる前にされているはずだろう。せめて、別の船の人が「あれ?健ちゃん潜らないの?」なんて聞いてきて、「潜りすぎて鼓膜が破れてるのよー」って言う…とか、差し込みたいならそういう演出でしょ。李監督、まだまだよのぉ。
実は、本作は悪い映画ではない。さらっとはしているが、けっこう感動できる。世の中はバカが動かしてるなぁ!って思えるもの。上記4点を克服して、再編集版としてぜひ再販すべきだ。冒頭の20分を我慢して乗り切ろう。そうすれば、なかなか愉しめる沖縄が待っている。お薦めするほどじゃないけれど。
#沖縄の人こそ沖縄の海を大事にしていない…という感じ見えなくもなくて、なんか沖縄っていいなぁ…って思えないのも、なんかひっかかるけど、それは仕様が無いか。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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