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公開年:2009年
公開国:日本
時 間:112分
監 督:中村義
出 演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋、渋川清彦、大川内利充、眞島秀和、江口のりこ、山中崇、波岡一喜、高橋真唯、恩田括、石丸謙二郎、中村有志、芦川誠、野仲イサオ、大谷英子、田村圭生、草村礼子、上田耕一 他
コピー:きっと、つながる
2012年。彗星の衝突まであと5時間と迫った地球。世界滅亡を目前に、平静を装うレコード店に流れている曲は『FISH STORY』。それは、1975年、時代を先取りしすぎていたために全く売れぬまま解散したバンド“逆鱗”がレコーディングした最後の曲だったのだが、その一曲が…というストーリー。
本作を観たのは、『アヒルと鴨のコインロッカー』が、予想外のスマッシュヒットだったから(私の中でね)。
あまり、紹介すると、これから観る人の楽しみを削いでしまうので、ほどほどにしておくけれど、ちょいちょいいらいらする演出がいくつかあるものの、始めの20分を越えると、後はなかなか引き込まれる展開で、非常によろしい。
まず、彗星の衝突というSFチックな設定で、拒否反応をおこす人がいるかもしれないが、その点についてだけは皆さんにご忠告させていただく。SFチックな内容はまったく無いので、くれぐれも気にしないこと。
私は『フォレスト・ガンプ』が大好きなのだが、そのレベルに指先を懸けるところまで到達していると思う。非常につよくお薦めしたい。本年にはいって、初良作である。
意外にも、いままで無かったことで目から鱗だったのだが、最後に、謎解きの体でおさらいするのは、ちょっと新鮮かも。
ただ、ひっかかるのは、この面白さが、監督のおかげなのか、原作者のおかげなのか…。『ジェネラル・ルージュの凱旋』と同じ監督なのだが、本作の面白いと感じる部分は、『ジェネラル・ルージュの凱旋』には無かったように思えるので、やはり原作のおかげだろう(タランティーノばりの時間軸ごちゃまぜ編集も、原作からなんだろう。おそらく。あまり小説を読まない私だが、ここまでいい映画の原作を連続で観せられると、ちょっと読んでみたい気になる)。それにしても、この監督は原作あり作品職人みたいになっていますな(製作委員会方式においては、うまくやれる人なのでしょう。組織でうまくやることと、個性を出すことがトレードオフになっているということだろう)。
もう一つだけ難点を。こんな直球のコピーはいけない。センスを疑う
#それにしても大森南朋はうまい。複数の役を演じているが、別人が演じているようだ。でも、ちょっと器用貧乏なのかもしれないなぁ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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