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公開年:2009年
公開国:香港
時 間:90分
監 督:イップ・ウィンキン
出 演:サモ・ハン・キンポー、ヴァネス・ウー、加護亜依、ラム・ジーチョン、チェリー・イン、ブルース・リャン、ルイス・ファン、ティミー・ハン、バービー・スー 他
コピー:ニク汁たっぷり。愛情たっぷり。どうぞ召し上がれ!!!
シェフのピンイーは、かつて村を去った兄の息子ジョーの陰謀で村を追われた。やがてピンイーは、ピンチーの料理の師シェンを訪ねてレストラン“四海一品”を訪れたが、娘のチンとインが父シェンの遺したこの店を守っていた。しかし、料理人に恵まれず、店の未来は暗い。ピンイーは成り行きから料理長として店の立て直しに手を貸すことに。そして、同じくシェンを訪ねてきた料理学校を卒業したての青年ケンが、ピンイーの下で修行に励むことになったが…。
加護亜依が出たことと、プロモーションでちょいちょい日本の番組に出たサモ・ハン・キンポーが、とてもサモ・ハン・キンポーに見えなかったことが、印象的だった本作であるが、いずれにせよ、本作を観るきっかけにはならなかったことだろう。
本作を観ると、サモ・ハン・キンポーはサモ・ハン・キンポーだったけどね(演技は演技、ビジネスはビジネスと、しっかりメリハリがあるのね)。
まあ、それはそれとして、本作は料理・厨房シーンが盛りだくさんなのだが、ちょっと不快。それは、料理がまったくおいしく見えない点と、料理知識がむちゃくちゃなこと。玉子焼きをふんわり作るコツは、空気をたくさん含むこと???泡立つほど混ぜたら逆に硬くなるでしょ。タイの刺身をうまくつくるために包丁を凍らせる?なんだそりゃ?
日本の料理漫画や映画の料理シーンは、プロによる料理についての監修をしっかりやるのだが、食文化にプライドのある香港の映画がこの有様とは。いくらアクション映画だからといって、これはひどいだろう。本当に出てきた料理がなに一つ、おいしそうに見えたものはない。料理人の所作が非常に汚いのもよろしくない。香港の人にはおいしく見えるのだろうか(文化の違いだったら申し訳ない)。
ストーリー的には、もう一人の主役である青年ケンのキャラがまったくたっていない。サモ・ハン・キンポーや四海一品の姉妹ががんばる理由はなんとなくわかるんだが、なんで、ケンががんばるのかというバックボーンが全然見えないので、料理対決に感情移入ができない。
結果をいうと、かなりの駄作である。時間の無駄なので、観る必要はまったくない。この期に及んで加護亜依の猛烈なファンという人だけが観ればいいのではなかろうか。
#おそらく日本ジャケットだけだと思うが、加護亜依中心の画像は、実にばかばかしい。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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